日本の港や沿岸における
膨大な船舶航行の履歴データベース
東洋信号通信社のデータベースには、日本周辺における船の動きに関する膨大なデータが
蓄積されています。港湾における船舶の寄港履歴データやAIS情報による
船舶の精細な航跡データや海上交通状況の分析はもとより海難事故の調査、
また各種の港湾統計や海運貨物量の推計などマクロな経済の動きを分析するための
基礎データとしてご活用いただけます。
- 船舶情報 36,000隻
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Ship Detail
- AIS航跡データ 過去10年間 30,000,000センテンス/日
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Track History
- 寄港履歴データ 過去17年間 3,500,000レコード
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Port Call History
- 通過データ 国内300箇所 50,000,000レコード
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Passing History
- 離着岸実績データ 国内70港 6,000バース
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Berthing History
- データ項目 100種類
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Data Items
機能・特長
❶ 国内主要港の寄港履歴データを蓄積
いつ、どんな船が、どこの港の、どのバースに入ったのか?東洋信号通信社では、1999年以降、日本の主要70港でモニタリングした3万6千隻、350万回にもおよぶ寄港実績をデータベースに保存しております。当社が長年に渡り蓄積した詳細な入出港実績データにより、港湾整備や海洋土木工事の事前・事後評価のほか、輸出入貨物量の推計等の統計調査などに幅広くご利用いただいています。
❷ 日本沿岸のAIS履歴データ
当社が構築したAIS受信局網により、毎日受信される船舶のAISデータは実に3,000万件。過去10年間に渡り、東洋信号通信社ではこの膨大なAISデータを独自のフォーマットにて間引きすることなく保存していますので、シームレスな航跡描画を実現する、秒単位の精緻なAISデータをご提供することが可能です。また同時に主要港の港域、防波堤、航路や海峡等約300箇所の船舶通過データも記録しています。当社のAISデータは海上交通量や疎密度の分析、また精度の高い航跡の再現性が要求される海難事故の調査や海技者の教育訓練等に広く活用され、ご評価をいただいています。
❸ お客様のニーズに合わせたデータを作成致します
当社が保有するデータベースを組み合わせ、船名別、船種別、トン数別、港別、バース別、航路別、海域別など、お客様の分析ニーズに応じ、お好みの条件でデータファイルを作成致します。またAISの過去データについては、ウェブサイトから海域、対象船、期間等の条件指定により、過去データをダウンロード可能な定額制サービスもご用意しています。
用途
- 入出港実績等の統計作成業務
- 海上交通量の分析調査業務
- 海難・海損事故の調査業務
導入メリット
- データ集約にかかる時間を
大幅に削減し、調査業務の
省力化、リードタイム圧縮、
コスト削減を実現。 - 航跡の客観的データにより、
海難事故関係者間の
エビデンス共有を実現。 - 精細な航行状況の再現により、
質の高い船員教育の実現。