デジタライゼーション時代の海運・港湾運用をサポート。

東洋信号通信社は昭和7年の創業以来、各地の港で船舶の動向を把握し、
船舶日報(新聞)や電話等にて、港湾・貿易の関係者に入港船の到来を告げてきました。
それから三四半世紀を経た今日、様々な機器にセンサーが搭載されたうえでインターネットに接続され、
様々なモノの動きや状態が遠隔地からリアルタイムにモニタリングできる時代が到来しました。
これは輸送機関として古い歴史のある海運貿易も例外ではなく、
この分野におけるデジタライゼーションも急速に進行しており、
世界の海を航行する何万隻もの船舶の位置情報や海上貨物の輸送状況に関するデータが刻々とサーバに蓄積され、
海運ビジネスやグローバル企業のサプライチェーン管理に活用される時代が到来しています。

東洋信号通信社ではデジタライゼーション時代の海運・港湾システムに
欠かすことのできない船舶動静関連のデータをご用意。
各港湾の入出港スケジュール・データや刻々と変化する国内外の船舶航行データを
ご提供する各種オンラインサービスを運営中です。
また船舶の寄港履歴や航跡データを過去十数年に渡り蓄積していますので、
膨大なアーカイブを組み合わせ、お客様の分析ニーズに応じたデータをご提供致します。

目的別に探す

船の入出港スケジュールを調べたい

本船の入出港予定(ETA/ETD)を把握したい、到着予定のバースを把握したい、
本船が出港済かどうかをタイムリーに把握したい…。

東洋信号通信社では定期コンテナ船を中心に、
国内およそ70港の入出港スケジュールを当社独自のネットワーク・システムを通じて情報収集。
ウェブサービスやデータ配信サービスを通じて、国際物流、港湾サービスに携わる
企業様・官庁様に幅広くご利用いただいております。
船積みスケジュールの確認が大変なので簡素化したい、
自社の情報システムに船積みスケジュールを取り込んでビジネスに活用したい等の
業務効率化のニーズにもお応えします。

船の入出港スケジュールを調べるための関連サービスはこちら

お問い合わせはこちら

船をリアルタイムでトラッキング(追跡)したい

船舶の航行状況を把握する手段。かつては1日数回、
船舶から送信されるポジション・レポートが主な手段でしたが、
今日では本船から送信されるAIS情報により、
船舶の航行位置や航跡をリアルタイムに可視化することが可能になりました。

東洋信号通信社では、船舶の航行状況をライブ・マップ上で
グローバルにモニターできるウェブサービスや、
企業様の情報システムでのご利用を前提とした
AISデータのライブ送信サービスをご用意。
国内外の船社様をはじめ、船舶代理店様、水先人様、
ポートサービス様等の港湾オペレーションの現場や、港湾建設の現場、
更には官公庁様など、業種を問わず幅広くご利用いただいています。

船をリアルタイムでトラッキング(追跡)するための関連サービスはこちら

お問い合わせはこちら

船の運航実績や航跡を調査したい

特定の港の過去1年分の入出港船を調べたい、
ある水域や航路の船舶航行量の疎密度や航行実態を解析したい、
衝突や座礁などの海難事故の原因を調査したい、
特定の船の国内寄港実績を追跡したい。

このようなご要望にお応えするために、
東洋信号通信社では過去10年以上に及び国内主要港の
寄港履歴(入出港実績)や、日本沿岸におけるAIS搭載船舶の
詳細な航跡データ(AISデータ)を蓄積しており、
お客様のご要望に応じた条件でデータを作成させていただきます。
本サービスは港湾コンサルタント様、研究機関様、保険会社様、サーベイヤー様、
法律事務所様、船社様、水先人会様などに幅広くご利用頂いております。

船の運航実績や航跡を調査するための関連サービスはこちら

お問い合わせはこちら

業種別で探す

船社(海務・安全部門)

平常時における位置や速力の情報収集だけでなく、
海難事故や緊急事態の情報を、現場から遠く離れた陸上で受ける
船社の海務・安全管理部門。
そこでは、関係船舶の現況や事故に至った経緯を迅速かつ
正確に収集・発信しなければなりません。
客観的な原因究明と適切な再発防止策の立案のためには、
自社管理(運航)船舶のみならず、
相手船や周囲の他船の情報も収集する必要があり、
これを高次に実現することは容易ではありません。

東洋信号通信社のAIS情報サービスでは、
グローバルなAIS情報と簡易航跡をリアルタイムで閲覧可能なものから、
より緻密な分析を可能にする詳細航跡データを表示させるものまで、
海務・安全部門でご活用頂けるラインナップを取り揃えております。
関係者の証言や申告など記憶にもとづく情報だけでなく、
客観的なAISデータを追加情報源としてお使い頂くことにより、
より正確な情報分析が可能となります。

船社(海務・安全部門)様にお薦めのサービスはこちら

お問い合わせはこちら

船社(海運代理・集荷部門)

高度に構築されたグローバル・サプライチェーンを支える海上輸送において、
船社様の海運代理業務・集荷業務では日々発生する膨大な船積書類の作成、
船積み管理、荷主様に対する本船スケジュールのご案内を滞りなく行うために、
最新の本船動静を常時把握することが必要不可欠です。
他方で船の運航状況は悪天候や荷役等の外的な要因で刻々と変化するため、
正確な入出港スケジュールを把握するためには業務上、
多大なコストを掛けなくてはなりません。


東洋信号通信社では、入出港スケジュールの配信サービスや
AISを利用した船のトラッキングサービスなど、
船社様の海運代理業務・集荷業務でご活用いただける
様々な情報ソリューションをご用意しています。当社サービス導入により、
貴社の業務効率化はもちろん、正確・迅速な情報開示により、
顧客満足度向上も実現します。


船社(海運代理・集荷部門)様にお薦めのサービスはこちら

お問い合わせはこちら

国際物流業者

高度に構築された製造・流通業のグローバル・サプライチェーンにおいて
国際フォワーダー様の海上輸送サービスは存在感を増しています。
特に海上コンテナ輸送においては混載貨物を含め非常に多くの貨物を取り扱うため、
フォワーダー様の輸出入業務では日々、膨大な量の船積書類の作成、船積み管理、
全ての荷主様に対する本船スケジュールのご案内等の業務が発生します。
これらの業務を円滑に遂行するためには最新の本船動静を常時把握することが必要不可欠ですが、
悪天候や荷役等の外的な要因で刻々と変化する本船の運航情報を
常時把握するためにはマンパワーに依存した情報収集を行う必要があり、
多くの時間と費用が発生します。

東洋信号通信社では、入出港スケジュールの配信サービスやAISを
利用した船のトラッキングサービスなど、フォワーダー様の船積み業務で
ご活用いただける様々な情報ソリューションをご用意しています。
当社サービス導入により、貴社の輸出入業務の効率化はもちろん、
正確・迅速な情報開示により、顧客満足度向上も実現します。

国際物流業者様にお薦めのサービスはこちら

お問い合わせはこちら

船舶代理店

船舶代理店業務では、各官庁への入出港許可申請や水先人、
タグボート等各関係方面への入出港手配を確実に遂行するために、
自社で取り扱う本船の運航状況把握はもちろん、
同バースで競合する他船の状況なども含めた動静把握を
継続的に行うことが重要となりますが、複数の船舶の運航状況を
タイムリーに把握することは大変な労力を伴います。

東洋信号通信社では入港予定船の動静を
ウェブサイトのライブマップで管理するトラッキング・サービスや、
日本各港における船舶の入出港予確定情報を
オンラインでご提供するウェブサービス等を展開しており、
船舶代理店様の本船動静把握をサポートしています。

船舶代理店様にお薦めのサービスはこちら

お問い合わせはこちら

水先人

水先業務において、無駄のない嚮導作業計画を立案して実行するためには、
最新の入出港予定とリアルタイムな位置・速力等の情報が欠かせません。
また、小規模水先区の維持やベテラン水先人の廃業問題、
二級・三級水先人の育成など、人材育成が今後の重要なテーマとなっております。
安定的な水先サービスを継続提供していくためには、
経験豊富な現役水先人の技術や知見を確実に継承していくことが
今後はいっそう重要となるでしょう。

東洋信号通信社では、各港にて複数の情報ソースを統合した
高精度な入出港予定情報を作成しています。
また、日本沿岸部を広くカバーするリアルタイムなAIS情報をも保有しており、
これらを用いて合理的な配乗計画の立案を支援致します。
さらには、高品質なAISデータと再現専用ソフトウェアをご導入頂くことで、
嚮導作業の航跡再現と振り返り・情報共有をサポート致します。
これにより、発生してしまった事故の調査だけでなく、
海技の研鑽と人材育成というポジティブな目的にもご活用頂くことができます。

水先人様にお薦めのサービスはこちら

お問い合わせはこちら

ポートサービス

本船が港にて着離岸する際にはポートサービス様による陸上からの支援が必要ですので、
ポートサービス様は対象となる本船のETAやETDを正確に把握した上で、
本船の到着、出発前までに遅滞なく現場に向かい、
入出港の受け入れ準備を実施する必要があります。
しかしながら、本船のETAやETDは気象海象や荷役等の影響を受け、
常に細かく変動する可能性があり、本船動静の確認はポートサービス様が
円滑に業務を遂行するうえで重要なプロセスです。

東洋信号通信社ではポートサービス様の本船動静確認をサポートする製品として、
入港予定船の航行状況をウェブサイトのライブマップで管理するトラッキング・サービスや、
日本各港における船舶の入出港予確定情報をオンラインで
ご提供するウェブサービス等をご提供しています。

ポートサービス様にお薦めのサービスはこちら

お問い合わせはこちら

マリンサーベイヤー

衝突や座礁の原因調査と、それに続く関係者間交渉において、
航跡の特定は重要です。そのためには、関係者への聞き取り調査を行い、
集めた情報を紙海図の上に手作業で出力していくことが必要でした。
他方で、航跡図は紙媒体であるがゆえに、共有・展開・保管等を行う場合には、
スキャン等で電子データ化する必要もありました。
これらひとつひとつの作業は些細なものでも、
総合的に見たときの負担は無視できないものがあります。
東洋信号通信社では、日本沿岸部を広くカバーする独自のAIS受信局網にて
収集したデータをサーバにて集約・保管しており、
ご要望に応じてログを切り出してご提供することができます。

また、このログを専用ソフトに読み込むことにより、
分かりやすい航跡図を簡単に作成することができます。
もちろん、航跡の元データ・航跡図ともにデジタル化されていますので、
共有・展開・保管だけでなく、
報告書作成のための作業も合理化することが可能となります。

マリンサーベイヤー様にお薦めのサービスはこちら

お問い合わせはこちら

港湾コンサルタント

岸壁や航路など、港湾設備の計画・設計のための事前調査や
設備完成後の事業評価調査においては、
過去から現在に至るまでの船舶の寄港履歴(入出港実績)データや
港内、港外、航路での航跡データなど、船舶の航行パターンを解析するための
客観的データが大量に必要となります。

東洋信号通信社では過去10年以上の期間に渡り、
日本の主要港で毎日モニタリングした3万6千隻、
延べ350万回にもおよぶ船舶の寄港実績データや日本の港や沿岸海域における
AIS搭載船舶の航跡データを蓄積しており、
コンサルタント事業者様の調査要件に合わせたデータをご提案致します。

港湾コンサルタント様にお薦めのサービスはこちら

お問い合わせはこちら

港湾建設業者

日本の港湾は日々、進化を遂げています。
港湾施設の拡張やメンテナンス等を目的とした航路浚渫、岸壁工事、
埋め立てなどの海洋工事は絶え間なく実施されており、
工事を担う現場では常に港に入出港する船舶に配慮しつつ、
安全に工事を遂行することが要求されます。しかしながら、
船は天候や荷役の影響を受けやすい輸送手段であり、
常に最新の運航情報を取得するためには工事の現場事務所などから
港湾関係者への入出港予定情報の収集や、
目視による周辺海域監視など、多大な労力を要します。

東洋信号通信社では、国内主要港の入出港スケジュール情報サービスや
周辺海域監視のためのAIS(船舶自動識別装置)情報サービスなど、
港湾工事の現場でご活用いただける様々な情報ソリューションをご用意しています。

港湾建設業者様にお薦めのサービスはこちら

お問い合わせはこちら

情報サービス・ソリューションに関するお問い合わせはこちらまでご相談ください

お電話でのお問い合わせ

045-510-2342
受付
09:00〜17:00(土日祝日除)
担当部署
ポートデータ・インフォメーション

メールでのお問い合わせ

お問い合わせフォーム